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就学相談で発達検査の結果、「知的の遅れがありますね」と言われたとき、正直とても落ち込みました。
でも同時に、**今なら療育手帳を取得できるのでは?**という思いも浮かびました。

当時の私は、

  • 療育手帳とは何なのか
  • 取得すると何が変わるのか
  • どんな場面で使えるのか

ほとんど知識がありませんでした。

療育手帳とは?(簡単に説明)

療育手帳は、知的障害がある方が、必要な支援や福祉サービスにつながりやすくするための手帳です。

知能検査の結果(IQ)だけでなく、

  • 日常生活の様子
  • 社会生活での困りごと

などを総合的に見て、自治体が判定します。

発達ゆっくりのグレーゾーンでは身体障害者手帳は取得できず、
「では、代わりに使える制度はないのだろうか?」
と考えたのが、療育手帳を調べるきっかけです。

支援やサービスにつながる方法があるなら、きちんと調べておきたい——
そんな気持ちで申請を検討しました。


療育手帳を申請しようと思った理由

就学相談での指摘を受けて、次のように考えました。

  • 知的検査の結果(IQ)次第では取得できる可能性がある
  • 身体障害者手帳が取得できない分、何らかの公的支援につながる手段を持っておきたい
  • 今すぐ使わなくても、就職時など将来の選択肢として知っておく意味があるのでは

「必ず必要」というよりも、
“使う・使わないを自分たちで選べる状態にしておきたい”
という気持ちが一番近かったです。


役所での申請|正直に感じたこと

まずは、市役所の障害福祉担当窓口で申請しました。

ただ、ここで少し戸惑うことがありました。

  • 療育手帳について詳しく説明できる職員さんが不在だった
  • 他の申請(別件)でも、
    「確認してきます」「後日書類を郵送します」と言われることが多く、
    待ち時間が長くなることがありました。

これから申請する方へのアドバイス

実体験からおすすめしたいのは、事前の電話連絡です。

  • 相談したい内容
  • 必要書類

をあらかじめ伝えておくこと。

可能であれば、アポイントを取ってから来庁すると、
当日のやりとりがかなりスムーズになります。


児童相談所での判定内容

申請後、後日児童相談所から連絡がありました。
日程を調整して児童相談所に行き、判定を受けました。

当日の流れ

  • 田中ビネー知能検査(子どもは親と別室で実施)
  • 保護者への問診
    • 日常生活の様子
    • 困りごと
    • これまでの発達経過 など

検査と聞くと身構えてしまいますが、
全体的に淡々と、落ち着いた雰囲気で進みました。

親の問診中、子どもが退屈そうにしていたので、絵本を借りました。
お絵かきや静かに遊べるものを持参すればよかったと後から思いました。


判定結果について

  • その日のうちにIQと療育手帳の等級がわかりました。
    知的検査の結果は、数値だけではなく
    どういった問題を答えられなかったのか、本人の様子など教えてもらえました。
  • 結果を聞いた上で、
      療育手帳の申請を取り下げることも可能でした。

「申請したら必ず取得しなければならない」ということはないそうです。
また、取得後でも不要になれば返却することもできると説明されました。


再判定について

  • 5年後に再判定が必要と言われました
  • ただし、
    再判定は「必須」ではなく、申請しなくてもOK

成長や環境によって状態が変わる可能性があるため、
**「見直しのタイミングが用意されている」**と考えるとよいと思います。


実際に感じた療育手帳の活用場面

取得後に感じたのは、
**「思っていたより、日常的に使える場面がある」**ということでした。

具体的には、

  • 各種手当の受給
  • 交通機関の割引
  • 動物園・水族館など、有料施設の割引利用

必ずしも頻繁に使うわけではありません。
それでも、
「療育に通うことで収入が減った分、少し補助してもらえている」
という安心感はとても大きいです。


まとめ|申請してよかったと思う理由

※療育手帳の制度内容や判定基準、利用できる支援・サービスは、自治体によって異なります
 実際の申請や利用にあたっては、お住まいの市区町村の窓口で最新情報を確認してください。

療育手帳は、

  • 何かを制限するものではなく
  • 「支援につながる可能性を広げるもの」

だと、実際に申請して感じました。

取得した障害区分や等級によって、使えるサービスは異なります
使う・使わないは家庭で選べますし、
取得したからといって、何かが強制されるわけではありません。

もし就学相談や検査で
「少し気になる」と言われたなら、
一度情報を集め、話を聞いてみるだけでも意味はあると思います。

この体験が、
同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。