発達の遅れに気づいたきっかけ

2歳のころ、「ママ」「パパ」などの単語は出ていたものの、
2語文はでず、言葉が少ないことが気になりました。

「もしかしてうちの子、発達がゆっくりなのかな?」と感じるようになりました。

「3歳まで様子を見ましょう」と言われることもありましたが、
「できることがあるなら早期から介入してほしい」と思い、自分で調べることにしました。


発達の心配を相談できるおもな窓口

発達に関する相談は、身近なところから行うことができます。
自治体や医療機関によって名称が異なりますが、代表的な窓口は次の通りです。

窓口の種類相談できる内容特徴
市区町村のなんでも子育て相談・子育て世代包括支援センター発達やことばの遅れ、かんしゃく、集団行動の悩みなど保健師や心理士が相談にのってくれる。必要に応じて専門機関を紹介してもらえる。
〇歳児健診
(1歳半・3歳児健診)
言葉・運動・社会性の発達など健診の場で相談できる。必要に応じて再健診や発達検査を案内される。
かかりつけ小児科・発達外来発達全般、医療的な評価・診断医師が必要に応じて療育センターや専門機関を紹介。
発達支援センター
(療育センター)
発達検査、言語・運動などの発達支援専門職(心理士・言語聴覚士など)が在籍し、検査や訓練を実施。
児童発達支援事業所発達の特性に合わせた個別・集団療育民間事業所が運営。家庭の都合に合わせて通所しやすい。

実際に療育を始めるまでの流れ

私の場合は、福祉センターで開かれていた言葉の相談窓口に参加後、役所で育児相談ができることを案内してもらいました。
保健センターで保健士さんに簡単な問診をしてもらい、心理士による詳しい発達検査を案内されました。

  • 発達検査(運動・言語・社会性など)を受けた結果、
    「発達に凸凹がある」と言われ、療育センターでの訓練を勧められました。
  • ただし、発達検査の予約は半年待ち
    さらに療育センターの初回予約も半年後という状況でした。

様子見をせず、早めに動いたおかげで、
年少の始まりには療育を開始することができました。
今振り返ると「気になる段階で動く」ことが本当に大切だったと感じます。


療育先にはどんな種類があるの?

「療育」といっても、実際にはさまざまな種類があります。
目的や対象年齢によって、選び方や利用の流れも異なります。


① 療育センター(発達支援センター・こども発達支援センターなど)

自治体や社会福祉法人が運営する公的な機関です。
心理士や言語聴覚士、作業療法士など専門職が在籍しており、
発達検査から個別・集団訓練までを一貫して行います。

特徴

  • 発達検査・相談の入口になることが多い
  • 総合的なサポートが受けられる
  • 市区町村を通して紹介・予約が必要(数か月待ちの場合あり)

② 児童発達支援事業所

民間が運営する福祉サービスで、
発達に課題のある未就学児(0〜6歳)を対象に支援を行います。

特徴

  • 事業所ごとに特色がある(言語・感覚統合・SST・ABAなど)
  • 通う頻度を家庭の状況に合わせやすい
  • 利用には「通所受給者証」が必要
  • 利用料の自己負担は原則1割(所得に応じて上限あり)
  • 放課後等デイサービスが併設されていれば就学後も継続利用可能な場合あり

③ 放課後等デイサービス(小学生以上)

就学後に利用できる療育支援。
学校の放課後や長期休みに、学習・生活面の支援を受けられます。

特徴

  • 集団活動やコミュニケーション練習などを行う
  • 通常級や支援級に通いながら併用できる
  • 施設により特色、雰囲気が異なる

④ 医療機関(発達外来・小児リハビリ)

医師の指示のもとで行う医療型の療育。
言語聴覚士や作業療法士によるリハビリを中心に行います。

特徴

  • 医療保険が適用される
  • 医療的ケアが必要な子どもにも対応可能

🔍療育センターと児童発達支援の違い(まとめ)

比較項目療育センター児童発達支援事業所
運営主体公的(自治体・社福法人など)民間(NPO・株式会社など)
主な目的検査・総合的支援日常的な発達支援
利用開始まで予約・紹介制(数か月待ち)受給者証があれば比較的早い
支援スタッフ心理士・ST・OTなど専門職中心保育士・児発管・専門職など多様
対象主に未就学児0〜6歳(未就学児)

🌼まとめ:気になったときに相談してみよう

発達の相談や療育の手続きは、最初は複雑に感じるかもしれません。
「療育に通う」こと自体に抵抗を感じる方もいるかもしれません。

でも、療育は「子どもの発達を急ぐための場」ではなく、
子どもに合った関わり方や支援の選択肢を増やすための場です。

「まだ早いかも」と思っても、気になる時点で動くことで、
お子さんに合った支援や環境を早く見つけられることがあります。

焦らず、でも一歩を踏み出すことで、子どもにとっても親にとっても安心につながります。